FP2級 2017年9月 実技(金財:生保)
【第3問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問7》~《問9》)に答えなさい。
Aさん(60歳)は、X株式会社(以下、「X社」という)の創業社長である。X社は、従業員20名と規模は小さいながらも、近年、売上金額・利益金額ともに増加傾向にあり、業況は順調に推移している。
Aさんは、後継者である長男Bさん(24歳)に事業を承継するまでの期間を10年と見込んでおり、今後10年間は引き続き社長として、X社の経営に専念する予定である。
Aさんは、事業承継をするにあたり、生命保険についても十分な準備をしておきたいと考えている。そこで、Aさんは、生命保険会社の営業担当者であるファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。
<資料>X社が現在加入している生命保険の契約内容
Aさんは、後継者である長男Bさん(24歳)に事業を承継するまでの期間を10年と見込んでおり、今後10年間は引き続き社長として、X社の経営に専念する予定である。
Aさんは、事業承継をするにあたり、生命保険についても十分な準備をしておきたいと考えている。そこで、Aさんは、生命保険会社の営業担当者であるファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。
<資料>X社が現在加入している生命保険の契約内容
- 保険の種類
- 無配当逓増定期保険(特約付加なし)
- 契約年月日
- 2016年5月1日
- 契約者(=保険料負担者)
- X社
- 被保険者
- Aさん
- 死亡保険金受取人
- X社
- 保険期間・保険料払込期間
- 73歳満了
- 基本保険金額
- 1億円
- 逓増率変更年度
- 第9保険年度
- 年払保険料
- 700万円
- 現時点の解約返戻金額
- 5,300万円
- 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。
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