FP2級 2018年1月 実技(金財:生保)
【第2問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問4》~《問6》)に答えなさい。
Aさん(65歳)は、個人で複数の賃貸アパートを所有する資産家である。Aさんは、最近、満期を迎えるX銀行の定期預金3,000万円の運用方法として、X銀行の窓口で加入することができる外貨建て一時払終身保険に興味を持っている。
Aさんは、これまで上場株式や投資信託等の運用経験はあるが、外貨建て商品の購入や一時払終身保険に加入したことはない。そこで、Aさんは、懇意にしているファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。
<Aさんが提案を受けた一時払終身保険に関する資料>
保険の種類:5年ごと利差配当付利率変動型終身保険(指定通貨建)
契約者(=保険料負担者)・被保険者:Aさん
死亡保険金受取人:妻Bさん
【特徴】
Aさんは、これまで上場株式や投資信託等の運用経験はあるが、外貨建て商品の購入や一時払終身保険に加入したことはない。そこで、Aさんは、懇意にしているファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。
<Aさんが提案を受けた一時払終身保険に関する資料>
保険の種類:5年ごと利差配当付利率変動型終身保険(指定通貨建)
契約者(=保険料負担者)・被保険者:Aさん
死亡保険金受取人:妻Bさん
【特徴】
- 指定通貨は、「米ドル」または「豪ドル」から選択
- 予定利率(適用期間10年)は、米ドル2.5%、豪ドル3.5%
- 死亡保険金は、基本保険金額が指定通貨建で最低保証され、第2保険期間から増加する。
- 保険料を円で払い込む場合は、保険会社指定の為替手数料を負担する。
- 解約返戻金の円換算額が目標に到達した場合、円建ての終身保険に移行する。
- 解約返戻金および死亡保険金は、指定通貨または円で受け取ることができる。
- 解約返戻金は、「市場価格調整(MVA)」が行われたうえで支払われる。
- 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。
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