FP2級 2018年5月 実技(金財:生保)
【第3問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問7》~《問9》)に答えなさい。
Aさん(55歳)は、X株式会社(以下、「X社」という)の創業社長である。X社では、Aさんを被保険者とする生命保険に複数加入しており、過去において、当時の営業担当者から勧められるがままに加入した契約もある。Aさんは、生命保険の加入目的を明確にしたうえで、生命保険の見直しをしたいと思っており、現時点において下記<資料>の生命保険契約を解約しようと考えている。
そこで、Aさんは、生命保険会社の営業担当者であるファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。
<資料>解約を検討中の生命保険の契約内容
※単純返戻率=解約返戻金額÷払込保険料累計額×100
そこで、Aさんは、生命保険会社の営業担当者であるファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。
<資料>解約を検討中の生命保険の契約内容
- 保険の種類
- 5年ごと利差配当付定期保険(特約付加なし)
- 契約年月日
- 2003年7月1日
- 契約者(=保険料負担者)
- X社
- 被保険者
- Aさん
- 死亡保険金受取人
- X社
- 保険期間・保険料払込期間
- 95歳満了
- 死亡保険金額
- 1億円
- 年払保険料
- 210万円
- 現時点の解約返戻金額
- 2,700万円(単純返戻率85.7%)
- 65歳時の解約返戻金額
- 4,800万円(単純返戻率91.4%)
※単純返戻率=解約返戻金額÷払込保険料累計額×100
- 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。
広告