FP2級 2018年9月 実技(金財:生保)
【第3問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問7》~《問9》)に答えなさい。
Aさん(70歳)は、X株式会社(以下、「X社」という)の社長である。Aさんは、今期限りで専務取締役の長男Bさん(40歳)に社長の座を譲り、勇退することを決意している。
Aさんは、先日、<資料1>の生命保険に関する相談を生命保険会社の営業担当者であるファイナンシャル・プランナーのMさんにしたところ、長男Bさんを被保険者とする下記<資料2>の生命保険の提案を受けた。
<資料1>X社が現在加入している生命保険の契約内容
<資料2>X社がMさんから提案を受けた生命保険の内容
Aさんは、先日、<資料1>の生命保険に関する相談を生命保険会社の営業担当者であるファイナンシャル・プランナーのMさんにしたところ、長男Bさんを被保険者とする下記<資料2>の生命保険の提案を受けた。
<資料1>X社が現在加入している生命保険の契約内容
- 保険の種類
- 無配当逓増定期保険(特約付加なし)
- 契約年月日
- 2014年11月1日
- 契約者(=保険料負担者)
- X社
- 被保険者
- Aさん
- 死亡保険金受取人
- X社
- 保険期間・保険料払込期間
- 78歳満了
- 基本保険金額
- 1億円
- 逓増率変更年度
- 第9保険年度
- 年払保険料
- 800万円
- 現時点の解約返戻金額
- 5,800万円
- 保険料の払込みを中止し、払済終身保険に変更することができる。
- 解約返戻金額の80%の範囲内で、契約者貸付制度を利用することができる。
- 保険の種類
- 無配当定期保険(特約付加なし)
- 契約形態
- 契約者(=保険料負担者)・死亡保険金受取人=X社、被保険者=長男Bさん
- 死亡保険金額
- 1億円
- 保険期間・保険料払込期間
- 100歳満了
- 年払保険料
- 240万円
- 65歳時の解約返戻金額
- 5,400万円
- 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。
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