FP2級 2019年1月 実技(FP協会:資産設計)問24

【この問題にはが用意されています。読んでから回答してください。】

問24

布施さんは、教育費の負担が心配になり、奨学金について調べることにした。日本学生支援機構の奨学金に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
  1. 日本学生支援機構の奨学金には、進学前に申し込む「予約採用」と、進学後に申し込む「在学採用」、家計の急変等に対応する「緊急採用」「応急採用」がある。
  2. 日本学生支援機構の奨学金には、原則として返還不要の「給付型」と、返還を要する「貸与型」がある。
  3. 日本学生支援機構の奨学金は、学生本人名義の口座に振り込まれる。
  4. 日本学生支援機構の奨学金は、希望すれば進学前から受け取ることができる。

正解 4

分野

科目:A.ライフプランニングと資金計画
細目:8.ライフプラン策定上の資金計画

解説

  1. 適切。日本学生支援機構の奨学金の申し込み方法は、予約採用・在学採用・緊急採用・応急採用の4つの方法があり、その状況に合わせた方法で申し込むことができます。
  2. 適切。日本学生支援機構の奨学金には、返還不要の「給付型」と、返還を要する「貸与型」があります。
    24.png./image-size:512×155
  3. 適切。日本学生支援機構の奨学金は、学生本人名義の口座に振り込まれ、債務者も学生本人となります。
  4. [不適切]。日本学生支援機構の奨学金は予約採用をした場合でも、受け取りができるのは入学してからになります。
したがって不適切な記述は[4]です。