FP2級 2019年1月 実技(金財:個人)

【第2問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問4》~《問6》)に答えなさい。
 会社員のAさん(35歳)は、投資信託による資産運用を始めたいと思っているが、これまで投資経験がなく、投資信託の仕組み等に関して、あまり知識がない。そこで、Aさんは、金融機関に勤務するファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。Mさんは、X投資信託およびY投資信託を例として、Aさんに投資信託の説明を行うことにした。
 X投資信託およびY投資信託に関する資料は、以下のとおりである。

<X投資信託(公募株式投資信託)に関する資料>
 銘柄名:TOPIXインデックス(つみたて投資枠対象銘柄)
投資対象地域/資産
国内/国内株式
信託期間
無期限
基準価額
10,500円(1万口当たり)
決算日
年1回(5月25日)
購入時手数料
なし
運用管理費用(信託報酬)
0.1836%(税込)
信託財産留保額
なし

<Y投資信託(公募株式投資信託)に関する資料>
 銘柄名:エマージング株式ファンド
投資対象地域/資産
海外/新興国株式
信託期間
無期限
基準価額
12,000円(1万口当たり)
決算日
年1回(5月20日)
購入時手数料
3.24%(税込)
運用管理費用(信託報酬)
1.782%(税込)
信託財産留保額
0.3%
  • 《設例》および各問において、以下のような名称を使用している。
    ・少額投資非課税制度に係る非課税口座を「NISA口座」という。
    ・NISA口座内に設定される特定非課税管理勘定を「成長投資枠」という。
    ・NISA口座内に設定される特定累積投資勘定を「つみたて投資枠」という。
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。