FP2級 2019年1月 実技(金財:個人)

【第3問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問7》~《問9》)に答えなさい。
 大手化学メーカーに勤務するAさんは、妻Bさん、長男Cさんおよび長女Dさんとの4人家族である。Aさんは、会社の借上げ社宅(マンション)に居住していたが、2024年8月に住宅ローンを利用して新築マンションを取得し、同月中に入居した。
 Aさんとその家族に関する資料等は、以下のとおりである。

<Aさんとその家族に関する資料>
Aさん(45歳)
会社員
妻Bさん(42歳)
専業主婦。2024年中に、パートタイマーとして給与収入100万円を得ている。
長男Cさん(16歳)
高校生。2024年中の収入はない。
長女Dさん(13歳)
中学生。2024年中の収入はない。
<Aさんの2024年分の収入に関する資料>
給与収入の金額:1,140万円

<Aさんが取得した新築マンションに関する資料>
取得価額
4,700万円
土地
45㎡(敷地利用権の割合相当の面積)
建物
95㎡(専有部分の床面積)
資金調達方法
自己資金2,000万円、銀行からの借入金2,200万円
父親からの資金援助 500万円
(2024年12月末の借入金残高は、2,150万円)
返済期間
20年
留意点
当該マンションは、認定長期優良住宅、認定低炭素住宅、ZEH水準省エネ住宅および省エネ基準適合住宅に該当しない。
  • 家族は、Aさんと同居し、生計を一にしている。
  • Aさんとその家族は、いずれも障害者および特別障害者には該当しない。
  • Aさんとその家族の年齢は、いずれも2024年12月31日現在のものである。
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。