FP2級 2021年5月 実技(金財:生保)
【第3問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問7》~《問9》)に答えなさい。
Aさん(45歳)は、X株式会社(以下、「X社」という)の創業社長である。X社は、Aさん自身の退職金準備を目的とした生命保険のみに加入しており、Aさんは、現在、事業保障資金の確保および従業員に対する退職金準備の方法について検討している。
そこで、Aさんは、生命保険会社の営業担当者であるファイナンシャル・プランナーのMさんに相談したところ、事業保障資金の確保を目的として下記の<資料>の生命保険の提案を受けた。加えて、退職金準備の方法として中小企業退職金共済制度(X社は加入要件を満たしている)の説明を受けた。
<資料>Aさんが提案を受けた生命保険の内容
そこで、Aさんは、生命保険会社の営業担当者であるファイナンシャル・プランナーのMさんに相談したところ、事業保障資金の確保を目的として下記の<資料>の生命保険の提案を受けた。加えて、退職金準備の方法として中小企業退職金共済制度(X社は加入要件を満たしている)の説明を受けた。
<資料>Aさんが提案を受けた生命保険の内容
- 保険の種類
- 無配当定期保険(特約付加なし)
- 契約者(=保険料負担者)
- X社
- 被保険者
- Aさん
- 死亡・高度障害保険金受取人
- X社
- 死亡・高度障害保険金額
- 7,000万円
- 保険期間・保険料払込期間
- 90歳満了
- 年払保険料
- 100万円
- 最高解約返戻率
- 49%
- 保険料の払込みを中止し、払済終身保険に変更することができる。
- 所定の範囲内で、契約者貸付制度を利用することができる。
- 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。
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