FP2級 2022年1月 実技(金財:生保)

【第4問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問10》~《問12》)に答えなさい。
会社員のAさんは、妻Bさんおよび長女Cさんとの3人家族である。Aさんは、2023年中に一時払養老保険(10年満期)の満期保険金320万円および一時払変額個人年金保険(10年確定年金)の解約返戻金520万円を受け取っている。

<Aさんとその家族に関する資料>
Aさん(50歳)
会社員
妻Bさん(50歳)
専業主婦。2023年中の収入はない。
長女Cさん(24歳)
大学院生。2023年中の収入はない。
<Aさんの2023年分の収入等に関する資料>
  1. 給与収入の金額:900万円
  2. 一時払養老保険(10年満期)の満期保険金
    契約年月
    2013年5月
    契約者(=保険料負担者)・被保険者
    Aさん
    死亡保険金受取人
    妻Bさん
    満期保険金受取人
    Aさん
    満期保険金額
    320万円
    正味払込保険料
    300万円
  3. 一時払変額個人年金保険(10年確定年金)の解約返戻金
    契約年月
    2014年6月
    契約者(=保険料負担者)・被保険者
    Aさん
    死亡保険金受取人
    妻Bさん
    解約返戻金額
    520万円
    正味払込保険料
    400万円
<Aさんが2023年中に支払った生命保険の保険料に関する資料>
保険の種類
終身医療保険(死亡保障なし)
契約年月
2023年4月
契約者(=保険料負担者)・被保険者
Aさん
年間正味払込保険料
85,000円(全額が介護医療保険料控除の対象)
  • 妻Bさんおよび長女Cさんは、Aさんと同居し、生計を一にしている。
  • Aさんとその家族は、いずれも障害者および特別障害者には該当しない。
  • Aさんとその家族の年齢は、いずれも2023年12月31日現在のものである。
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。