FP2級 2022年9月 実技(FP協会:資産設計)問24
問24
最上さんは、現在居住している自宅の住宅ローン(全期間固定金利、返済期間35年、元利均等返済、ボーナス返済なし)の繰上げ返済を検討しており、FPの山田さんに質問をした。最上さんが住宅ローンを42回返済後に、100万円以内で期間短縮型の繰上げ返済をする場合、この繰上げ返済により短縮される返済回数を解答用紙に記入しなさい。なお、計算に当たっては、下記<資料>を使用し、繰上げ返済額は100万円を超えない範囲での最大額とすること。また、繰上げ返済に伴う手数料等は考慮しないものとし、解答に当たっては、解答用紙に記載されている単位に従うこと。回分 |
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正解
15(回分) |
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:8.ライフプラン策定上の資金計画
解説
繰上げ返済をすると、次回返済分から順に元金部分に充当されていきます。
<資料>より42回返済後の残高は33,331,956円です。ここで繰上げ返済をして100万円が元金部分に充当されると、繰上げ返済後の借入残高を「33,331,956円-1,000,000円=32,331,956円」まで減らせることになります。つまり、<資料>のうち残高が32,331,956円以上となっている返済回までは、返済を完了できるということになります。
<資料>を見ると、残高が32,331,956円以上、かつ、最も先の返済回は32,337,640円の57回目となります。このことから、100万円の繰上げ返済をすると43回目から57回目までの15回分について元金を全額返済できるとわかります。全額返済した月の分だけ返済期間が短縮されるので、短縮される返済回数は15回分となります。
また、43回目から順に元金返済額を足し算していき、合計100万円に達するまでの月数を数える解き方もあります。
<資料>より42回返済後の残高は33,331,956円です。ここで繰上げ返済をして100万円が元金部分に充当されると、繰上げ返済後の借入残高を「33,331,956円-1,000,000円=32,331,956円」まで減らせることになります。つまり、<資料>のうち残高が32,331,956円以上となっている返済回までは、返済を完了できるということになります。
<資料>を見ると、残高が32,331,956円以上、かつ、最も先の返済回は32,337,640円の57回目となります。このことから、100万円の繰上げ返済をすると43回目から57回目までの15回分について元金を全額返済できるとわかります。全額返済した月の分だけ返済期間が短縮されるので、短縮される返済回数は15回分となります。
また、43回目から順に元金返済額を足し算していき、合計100万円に達するまでの月数を数える解き方もあります。
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