FP2級 2022年9月 実技(金財:個人)
【第5問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問13》~《問15》)に答えなさい。
X株式会社(非上場会社・製造業、以下、「X社」という)の代表取締役社長であるAさん(67歳)は、自宅で妻Bさん(66歳)および長男Cさん(42歳)夫婦と同居している。Aさんは、3年後をめどに、X社の専務取締役である長男Cさんに事業を承継する予定である。また、将来、妻Bさんには自宅および相応の現預金等を相続させ、長男CさんにはX社に有償で貸し付けているX社本社敷地・建物を相続させるつもりでいる。
長女Dさん(41歳)は、1年前に夫と死別し、地元企業に勤務しながら、1人で孫Eさん(19歳)を育てている。Aさんは、長女Dさん親子のために、教育資金等の援助をしたいと思っている。
<Aさんの親族関係図><Aさんの主な所有財産(相続税評価額)>
長女Dさん(41歳)は、1年前に夫と死別し、地元企業に勤務しながら、1人で孫Eさん(19歳)を育てている。Aさんは、長女Dさん親子のために、教育資金等の援助をしたいと思っている。
<Aさんの親族関係図><Aさんの主な所有財産(相続税評価額)>
- 現預金等
- 2億円
- X社株式
- 4億円
- 自宅敷地(330㎡)
- 6,000万円(注)
- 自宅建物
- 2,500万円
- X社本社敷地(400㎡)
- 7,000万円(注)
- X社本社建物
- 4,500万円
- 合計
- 8億円
- 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。
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