FP2級 2022年9月 実技(金財:生保)

【第4問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問10》~《問12》)に答えなさい。
 個人事業主であるAさんは、開業後直ちに青色申告承認申請書と青色事業専従者給与に関する届出書を所轄税務署長に対して提出している青色申告者である。

<Aさんとその家族に関する資料>
Aさん(60歳)
個人事業主(青色申告者)
妻Bさん(56歳)
Aさんが営む事業に専ら従事している。青色事業専従者として、2024年中に100万円の給与を受け取っている。
母Cさん(81歳)
2024年中の収入は、公的年金の老齢給付のみであり、その収入金額は60万円である。
<Aさんの2024年分の収入等に関する資料>
  1. 事業所得の金額:500万円(青色申告特別控除後)
  2. 個人年金保険に係る確定年金の年金額:100万円(必要経費は80万円)
  3. 養老保険(平準払)の満期保険金
    契約年月
    1992年2月
    契約者(=保険料負担者)・被保険者
    Aさん
    死亡保険金受取人
    妻Bさん
    満期保険金受取人
    Aさん
    満期保険金額
    440万円
    正味払込保険料
    360万円
  • 妻Bさんおよび母Cさんは、Aさんと同居し、生計を一にしている。
  • Aさんとその家族は、いずれも障害者および特別障害者には該当しない。
  • Aさんとその家族の年齢は、いずれも2024年12月31日現在のものである。
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。