FP2級 2023年1月 実技(FP協会:資産設計)

【第9問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問29》~《問34》)に答えなさい。
大久保和雄さんは、民間企業に勤務する会社員である。和雄さんと妻の留美子さんは、今後の資産形成や家計の見直しなどについて、FPで税理士でもある岡さんに相談をした。なお、下記のデータはいずれも2025年1月1日現在のものである。

[家族構成]
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[収入金額(2024年)]
和雄さん:給与収入450万円。給与収入以外の収入はない。
留美子さん:給与収入100万円。給与収入以外の収入はない。

[金融資産(時価)]
和雄さん名義
 銀行預金(普通預金):50万円
 銀行預金(定期預金):250万円
留美子さん名義
 銀行預金(普通預金):100万円
 個人向け国債(変動10年):50万円

[住宅ローン]
契約者:和雄さん
借入先:TA銀行
借入時期:2015年3月(居住開始時期:2015年3月)
借入金額:2,200万円
返済方法:元利均等返済(ボーナス返済なし)
金利:固定金利選択型15年(年3.55%)
返済期間:30年間

[保険]
定期保険A
保険金額3,000万円(リビング・ニーズ特約付き)。保険契約者(保険料負担者)および被保険者は和雄さん、保険金受取人は留美子さんである。
火災保険B
保険金額1,600万円。保険の目的は建物、保険契約者(保険料負担者)は和雄さんである。
医療保険C
入院給付金日額5,000円、保険契約者(保険料負担者)および被保険者は留美子さんであり、先進医療特約が付加されている。