FP2級 2023年1月 実技(金財:生保)

【第4問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問10》~《問12》)に答えなさい。
 会社員のAさんは、妻Bさんおよび長男Cさんとの3人家族である。Aさんは、2024年6月に取得価額5,000万円で新築マンションを取得(契約締結)し、同月中に入居した。住宅購入の頭金には、自己資金2,200万円と2024年5月にAさんの父親から住宅取得資金として贈与を受けた800万円を充当し、残りの2,000万円は銀行の住宅ローンを利用した。

<Aさんとその家族に関する資料>
Aさん(45歳)
会社員
妻Bさん(43歳)
2024年中に、パートタイマーとして給与収入90万円を得ている。
長男Cさん(20歳)
大学生。2024年中の収入はない。

<Aさんの2024年分の収入に関する資料>
 給与収入の金額:820万円

<Aさんが取得した新築マンションに関する資料>
取得価額
5,000万円
土地
45㎡(敷地利用権の割合相当の面積)
建物
70㎡(専有部分の床面積)
資金調達方法
自己資金2,200万円、父親からの資金援助の額800万円、銀行からの借入金2,000万円(2024年12月末の借入金残高1,920万円、返済期間20年)
留意点
当該マンションは、認定長期優良住宅および省エネ等住宅に該当する。また、住宅借入金等特別控除の適用要件は、すべて満たしている。
  • 妻Bさんおよび長男Cさんは、Aさんと同居し、生計を一にしている。
  • Aさんとその家族は、いずれも障害者および特別障害者には該当しない。
  • Aさんとその家族の年齢は、いずれも2024年12月31日現在のものである。
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。