FP2級 2023年9月 実技(金財:生保)
【第4問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問10》~《問12》)に答えなさい。
Aさんは、妻Bさんおよび長男Cさんとの3人家族である。Aさんは、個人で不動産賃貸業を営んでいる。また、Aさんは、2024年中に、終身保険の解約返戻金および一時払変額個人年金保険(10年確定年金)の解約返戻金を受け取っている。
<Aさんとその家族に関する資料>
<Aさんの2024年分の収入等に関する資料>
<Aさんとその家族に関する資料>
- Aさん(50歳)
- 個人事業主(青色申告者)
- 妻Bさん(48歳)
- 会社員。2024年分の給与収入は600万円である。
- 長男Cさん(21歳)
- 大学生。2024年中の収入はない。
<Aさんの2024年分の収入等に関する資料>
- 不動産所得の金額:900万円(青色申告特別控除後)
- 上場株式の譲渡損失の金額:20万円
(証券会社を通じて譲渡したものである) - 終身保険の解約返戻金
- 契約年月
- 2004年8月
- 契約者(=保険料負担者)・被保険者
- Aさん
- 死亡保険金受取人
- 妻Bさん
- 解約返戻金額
- 460万円
- 正味払込保険料
- 500万円
- 一時払変額個人年金保険(10年確定年金)の解約返戻金
- 契約年月
- 2015年6月
- 契約者(=保険料負担者)・被保険者
- Aさん
- 死亡保険金受取人
- 妻Bさん
- 解約返戻金額
- 600万円
- 正味払込保険料
- 500万円
- 妻Bさんおよび長男Cさんは、Aさんと同居し、生計を一にしている。
- Aさんとその家族は、いずれも障害者および特別障害者には該当しない。
- Aさんとその家族の年齢は、いずれも2024年12月31日現在のものである。
- 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。
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