FP2級 2024年1月 実技(金財:個人)

【第5問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問13》~《問15》)に答えなさい。
 Aさん(75歳)は、妻Bさん(71歳)、長男Dさん(45歳)および孫Eさん(19歳)とX市内の自宅で同居している。長男Dさんは、孫Eさんの母親と5年前に離婚した。Aさんは、50年前に先妻と離婚しており、先妻が引き取った長女Cさん(52歳)とは、離婚後一度も会っていない。
 Aさんは、すべての財産を妻Bさんおよび長男Dさんに相続させたいと思っているが、遺産争いを避けるため、長女Cさんに、所有する上場株式を相続させることを検討している。

〈Aさんの親族関係図〉
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〈Aさんの主な所有財産(相続税評価額)〉
  1. 現預金:4,500万円
  2. 上場株式:2,500万円
  3. 自宅
    ①敷地(350㎡):7,000万円(注)
    ②建物:1,000万円
  4. 賃貸マンション
    ①敷地(400㎡):6,600万円(注)
    ②建物:2,400万円
  5. 合計:2億4,000万円
(注)「小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例」適用前の金額
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。