FP2級 2024年9月 実技(金財:個人)

【第3問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問7》~《問9》)に答えなさい。
 会社員のAさん(40歳)は、妻Bさん(42歳)、長女Cさん(14歳)および母Dさん(68歳)との4人家族である。Aさんは、住宅ローンを利用して2024年9月に新築マンションを取得し、同年中に入居した。

〈Aさんとその家族に関する資料〉
Aさん(40歳)
会社員
妻Bさん(42歳)
パートタイマー。2024年中に給与収入90万円を得ている。
長女Cさん(14歳)
中学生。2024年中の収入はない。
母Dさん(68歳)
2024年中の収入は、公的年金の老齢給付のみであり、その収入金額は70万円である。
〈Aさんの2024年分の収入に関する資料〉
 給与収入の金額:900万円

〈Aさんが取得した新築マンションに関する資料〉
取得価額
5,000万円
土地
40㎡(敷地利用権の割合相当の面積)
建物
75㎡(専有部分の床面積)
資金調達方法
自己資金3,000万円、銀行からの借入金2,000万円
住宅ローン
2024年12月末の借入金残高1,980万円、返済期間25年、元利均等返済
留意点
当該マンションは、認定長期優良住宅に該当する。また、住宅借入金等特別控除の適用要件は、すべて満たしている。
  • 妻Bさん、長女Cさんおよび母Dさんは、Aさんと同居し、生計を一にしている。
  • Aさんとその家族は、いずれも障害者および特別障害者には該当しない。
  • Aさんとその家族の年齢は、いずれも2024年12月31日現在のものである。
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。