FP2級 2024年9月 実技(金財:生保)

【第2問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問4》~《問6》)に答えなさい。
 X株式会社(以下、「X社」という)に勤務するAさん(64歳、全国健康保険協会管掌健康保険の被保険者)は、2024年11月に65歳となり定年を迎える。Aさんは、定年後は再就職せず、専業主婦の妻Bさん(64歳)と趣味を楽しみながら暮らす予定である。
 Aさんは、現在、Y生命保険の〈資料1〉の生命保険に加入しているが、既に子どもが独立したこともあり、定年を機に保障内容を見直したいと考えている。また、先日、Z生命保険の営業担当者から〈資料2〉の生命保険を提案され、加入を検討している。
 そこで、Aさんは、ファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。

〈資料1〉Aさんが現在加入しているY生命保険の生命保険の契約内容
保険の種類
定期保険特約付終身保険(75歳払込満了)
契約年月日
2015年12月1日
月払保険料
25,100円
契約者(=保険料負担者)・被保険者
Aさん
死亡保険金受取人
妻Bさん
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〈資料2〉Aさんが提案を受けたZ生命保険の生命保険の内容
保険の種類
介護年金終身保障保険
月払保険料
11,500円
保険料払込期間
終身払込
契約者(=保険料負担者)・被保険者・受取人
Aさん
指定代理請求人
妻Bさん
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  1. 公的介護保険制度の要介護3以上と認定された場合、または保険会社所定の要介護状態になった場合に、終身年金が支払われる(終身年金の支払事由前に死亡したときは死亡保険金60万円が支払われる)。
  2. 公的介護保険制度の要介護2以上と認定された場合、または保険会社所定の要介護状態になった場合に支払われる(死亡保険金の支払はない)。
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。