FP2級 2025年1月 実技(金財:個人)
【第2問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問4》~《問6》)に答えなさい。
会社員のAさん(40歳)は、将来に向けた資産形成のため、株式や債券への投資による資産運用を考えている。株式については同業種の上場会社であるⅩ社とY社の株式に、債券については上場会社であるZ社の社債に興味を持っており、上場株式への投資にあたっては、NISAを利用したいと考えている。
そこで、Aさんは、ファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。
〈X社およびY社に関する資料〉
〈Z社債に関する資料〉
そこで、Aさんは、ファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。
〈X社およびY社に関する資料〉
- 財務データ(単位:百万円)
- 純資産の金額と自己資本の金額は同じである。
- 株式に関する情報
X社:株価4,600円、発行済株式数3億5,000万株、1株当たり年間配当金220円
Y社:株価4,100円、発行済株式数4億6,000万株、1株当たり年間配当金150円
〈Z社債に関する資料〉
- 購入価格
- 102.30円(額面100円当たり)
- 表面利率
- 0.9%
- 利払日
- 年2回
- 残存期間
- 5年
- 償還価格
- 100円(額面100円当たり)
- Z社債は、特定公社債に該当する。
- 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。