FP2級 2025年1月 実技(金財:生保)

【第2問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問4》~《問6》)に答えなさい。
 個人事業主として雑貨屋を営むAさん(40歳)は、妻Bさん(41歳、事業専従者)、長男Cさん(11歳)、長女Dさん(7歳)との4人暮らしである。
 Aさんは、先日、Aさんの父親が脳梗塞で倒れたことをきっかけに、自身が加入している生命保険を見直し、医療保障を充実させたいと考えていたところ、生命保険会社の営業担当者から下記の生命保険の提案を受けた。
 また、Aさんは、自身が病気やケガで働けなくなったときに、収入が大きく減少することや金融機関からの借入金等の返済が滞ることに不安を感じている。
 そこで、Aさんは、ファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。

〈Aさんが提案を受けた生命保険に関する資料〉
保険の種類
3年ごと配当付特約組立型保険(注1)
月払保険料
18,600円
保険料払込期間(更新限度)
90歳満了
契約者(=保険料負担者)・被保険者
Aさん
死亡保険金受取人
妻Bさん
指定代理請求人
妻Bさん
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  1. 複数の特約を組み合わせて加入することができる保険
  2. 所定のがん(悪性新生物)、急性心筋梗塞、脳卒中、重度の糖尿病、重度の高血圧性疾患、肝硬変、慢性腎不全、慢性すい炎のいずれかを保障する(死亡保険金の支払はない)。
  3. 身体障害者福祉法の身体障害者障害程度等級1級または2級の「身体障害者手帳」を交付された場合、公的介護保険の要介護3以上に認定された場合に終身年金が支払われる(死亡保険金の支払はない)。
  • 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。