FP2級 2025年5月 実技(金財:個人)
【第3問】次の設例に基づいて、下記の各問(《問7》~《問9》)に答えなさい。
個人事業主のAさん(50歳)は、妻Bさん(44歳)、長女Cさん(21歳)および長男Dさん(13歳)との4人家族である。Aさんは、2025年中に長女Cさんの入院・手術に係る医療費を支払ったため、医療費控除の適用を受けたいと思っている。また、2025年中に一時払変額個人年金保険(10年確定年金)の解約返戻金を受け取っている。
なお、下記の「▲」は赤字であることを表している。
〈Aさんとその家族に関する資料〉
〈Aさんの2025年分の収入等に関する資料〉
なお、下記の「▲」は赤字であることを表している。
〈Aさんとその家族に関する資料〉
- Aさん(50歳)
- 個人事業主(青色申告者)
- 妻Bさん(44歳)
- パートタイマー(青色事業専従者ではない)。2025年中に給与収入100万円を得ている。
- 長女Cさん(21歳)
- 大学生。2025年中の収入はない。
- 長男Dさん(13歳)
- 中学生。2025年中の収入はない。
〈Aさんの2025年分の収入等に関する資料〉
- 事業所得の金額:950万円(青色申告特別控除後)
- 不動産所得の金額:▲50万円
- 損失の金額50万円のうち、当該不動産所得を生ずべき土地の取得に係る負債の利子の額10万円を含んでいる。
- 一時払変額個人年金保険(10年確定年金)の解約返戻金
- 契約年月
- 2015年7月
- 契約者(=保険料負担者)・被保険者
- Aさん
- 死亡保険金受取人
- 妻Bさん
- 解約返戻金額
- 500万円
- 正味払込保険料
- 440万円
- 妻Bさん、長女Cさんおよび長男Dさんは、Aさんと同居し、生計を一にしている。
- Aさんとその家族は、いずれも障害者および特別障害者には該当しない。
- Aさんとその家族の年齢は、いずれも2025年12月31日現在のものである。
- 上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。
広告