FP2級過去問題 2021年5月学科試験 問31
問31
所得税の課税所得に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。- 給与所得者が受け取った健康保険の傷病手当金は、給与所得として所得税の課税対象となる。
- 給与所得者が受け取った雇用保険の高年齢雇用継続基本給付金は、給与所得として所得税の課税対象となる。
- 年金受給者が受け取った老齢基礎年金は、雑所得として所得税の課税対象となる。
- 火災保険の契約者(=保険料負担者かつ家屋の所有者)である個人が、火災により家屋が焼失したことで受け取った保険金は、一時所得として所得税の課税対象となる。
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正解 3
問題難易度
肢12.9%
肢28.8%
肢384.3%
肢44.0%
肢28.8%
肢384.3%
肢44.0%
分野
科目:D.タックスプランニング細目:3.各種所得の内容
解説
- 不適切。社会保険制度から受ける給付は、老齢年金を除き非課税です。
- 不適切。社会保険制度から受ける給付は、老齢年金を除き非課税です。
- [適切]。老齢基礎年金や老齢厚生年金は、(公的年金等に係る)雑所得として所得税の課税対象となります。
- 不適切。火災保険金や車両保険金などの資産の損害を補てんする保険金は、利益を得るものではないので所得税法上の非課税所得になります。
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