ライフプラン策定上の資金計画(全44問中29問目)

No.29

住宅ローンの借換えを検討しているAさんが、下記<資料>のとおり住宅ローンの借換えをした場合の負担の額(費用を含む)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

<資料>
[Aさんが現在返済中の住宅ローン]
  • 借入残高:1,000万円
  • 利率:年2%の固定金利
  • 残存期間:11年
  • 返済方法:元利均等返済(ボーナス返済なし)
  • 返済額:毎年1,013,508円
[Aさんが借換えを予定している住宅ローン]
  • 借入金額:1,000万円
  • 利率:年1%の固定金利
  • 返済期間:10年
  • 返済方法:元利均等返済(ボーナス返済なし)
  • 返済額:毎年1,051,249円
  • 借換え費用:20万円
  • 他の条件等は考慮しないものとする。
2016年9月試験 問8
  1. 完済までに577,410円負担増加となる。
  2. 完済までに377,410円負担増加となる。
  3. 完済までに436,098円負担減少となる。
  4. 完済までに636,098円負担減少となる。

正解 3

問題難易度
肢14.5%
肢28.9%
肢376.3%
肢410.3%

解説

返済額に残存期間を乗じた総返済額を比較します。

[現在の住宅ローン]
 1,013,508円×11年=11,148,588(円)

[借換え予定の住宅ローン]
借換え費用20万円を総返済額に加えるのを忘れないようにしましょう。
 1,051,249円×10年+200,000円=10,712,490(円)

完済までの総額を比較すると、
 11,148,588-10,712,490=436,098(円)

以上の計算から、借換えをした方が総返済額(借換え費用を含む)が436,098円少なくなることがわかります。よって[3]が正解です。