預貯金・金融類似商品(全24問中24問目)

No.24

預貯金等に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
2013年1月試験 問22
  1. 無利息型普通預金は、預入残高にかかわらず、全額が預金保険制度による保護の対象である。
  2. スーパー定期預金の利率は、指標となる国債の利回りに連動して一律に決定され、満期までの期間が同一のスーパー定期預金であれば、預け入れる金融機関により利率に差が生じることはない。
  3. 預金保険制度による保護の対象となる金銭信託の1人当たり元本の金額は、元本補てん契約のある場合は全額、元本補てん契約のない場合は他の一般預金と合わせて1,000万円までである。
  4. ワイドは、割引金融債で運用する実績配当型の商品であり、購入時に満期時償還価格が確定していない。

正解 1

問題難易度
肢140.6%
肢28.6%
肢334.1%
肢416.7%

解説

  1. [適切]。無利息型普通預金は、「無利息・要求払い・決済サービスの提供」という3つの条件を満たしているため、決済用預金として扱われます。決済用預金は、預入残高にかかわらず、全額が預金保険制度による保護対象になります。
  2. 不適切。スーパー定期預金は、一般的に1ヶ月以上10年以下の満期を定めた金融商品です。利率は普通預金よりも高く、また各金融機関で異なることが特徴で、ネット銀行などで高い傾向にあります。
    スーパー定期預金の利率は、指標となる国債の利回りに連動して一律に決定され、満期までの期間が同一のスーパー定期預金であれば、預け入れる金融機関により利率に差が生じることはない。2014.1-21-2
  3. 不適切。金銭信託の場合、元本補てん契約のあるもののみが預金保険制度による保護の対象で、保護される1人当たり元本の金額は他の一般預金と合わせて1,000万円までとなります。
  4. 不適切。ワイドは、クーポン(利息)が支払われる満期まで金利が変わらない固定金利商品のため、購入時に満期時償還価格が確定しています。
したがって適切な記述は[1]です。