投資信託(全41問中25問目)
No.25
投資信託のディスクロージャー等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。2016年9月試験 問23
- 投資信託委託会社は、定期的に「交付運用報告書」を作成し、原則として、販売会社を通じて投資家に交付しなければならない。
- 投資信託にかかる費用のうち、運用管理費用(信託報酬)や監査費用は、投資信託を保有している投資家が間接的に負担するものであり、基準価額の計算の際に控除される。
- 投資信託の販売会社は、投資信託(対象外とすることが認められている投資信託を除く)を保有している投資家に対して、分配金の受取りや一部解約等を反映した総合的な損益状況を通知しなければならない。
- 投資信託の運用評価には、定性評価と定量評価があるが、投資信託の過去のリスクやリターンの実績に基づいて運用成果を評価することを定性評価という。
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正解 4
問題難易度
肢15.6%
肢226.5%
肢312.0%
肢455.9%
肢226.5%
肢312.0%
肢455.9%
分野
科目:C.金融資産運用細目:3.投資信託
解説
- 適切。目論見書・運用報告書は、投資信託委託会社が作成して、販売会社を通じて投資家へ交付されます。
- 適切。運用管理費用(信託報酬)や監査費用は、投資家が間接的に負担するコストで、投資信託の保有期間中に信託財産から差し引かれた上で、基準価額が算出されます。
- 適切。投資信託の販売会社は投資家に対して、初回購入日から現在までの、分配金の受取りや一部解約等を反映した総合的な損益状況を通知しなければなりません。
- [不適切]。投資信託の運用評価における定性評価は、運用方針や投資哲学などの数値では測れない特性から評価する方法、定量評価は、過去のリスクやリターンの実績数値を基に評価する方法を示します。
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