ポートフォリオ運用(全40問中8問目)
No.8
下記<資料>に基づくファンドAとファンドBの過去3年間の運用パフォーマンスの比較評価に関する次の記述の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる語句または数値の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。無リスク金利を1.00%として、<資料>の数値によりファンドAのシャープレシオの値を算出すると(ア)となり、同様に算出したファンドBのシャープレシオの値は(イ)となる。両ファンドの運用パフォーマンスを比較すると、過去3年間は(ウ)の方が効率的な運用であったと判断される。
2022年9月試験 問28
- (ア)1.05 (イ)0.73 (ウ)ファンドA
- (ア)1.05 (イ)0.73 (ウ)ファンドB
- (ア)0.80 (イ)0.65 (ウ)ファンドA
- (ア)0.80 (イ)0.65 (ウ)ファンドB
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正解 3
問題難易度
肢111.2%
肢214.6%
肢365.2%
肢49.0%
肢214.6%
肢365.2%
肢49.0%
分野
科目:C.金融資産運用細目:9.ポートフォリオ運用
解説
シャープレシオは以下の算式で求めます。ポートフォリオの収益率-無リスク金利標準偏差
〔(ア)について〕
ファンドAの収益率は4.2%、標準偏差は4%なので、シャープレシオは、
4.2%-1%4%=0.80
〔(イ)について〕
ファンドBの収益率は8.8%、標準偏差は12%なので、シャープレシオは、
8.8%-1%12%=0.65
〔(ウ)について〕
シャープレシオは、ある投資資産からの利益率が、無リスクの投資資産(安全資産)と比較して、どれだけ上回っているか示す指標で、値が大きいほど少ないリスクで優れた投資効果(つまり効率の良い投資)だったことを意味します。
シャープレシオの値は「ファンドA>ファンドB」なので、ファンドAのほうが効率的な運用であったと判断できます。
したがって、(ア)0.80、(イ)0.65、(ウ)ファンドA となる[3]の組合せが適切です。
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