マーケット環境の理解 (全15問中10問目)

No.10

わが国の経済指標に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
出典:2015年5月試験 問21
  1. 国内総生産(GDP)において最も高い構成比を占める項目は、民間最終消費支出である。
  2. 消費者物価指数は、指数計算に採用する品目とそのウエイトについて定期的な見直しが行われている。
  3. 経済成長率には名目値と実質値があり、物価の変動によっては、名目経済成長率が上昇していても、実質経済成長率は下落することがある。
  4. 全国企業短期経済観測調査(日銀短観)は、金融部門から経済全体に供給される通貨量の残高を調査したものである。

正解 4

解説

  1. 適切。国内総生産とは一定期間内に国内の経済活動によって生み出された付加価値の総額で、民間最終消費支出の構成比が最も高くなります。
  2. 適切。消費者物価指数は一般消費者が購入している財・サービスの価格の動向を表す指数です。指数計算に採用する品目などは定期的な見直しが行われています。
  3. 適切。経済成長率とは、前年比あるいは四半期ごとの前年同期比におけるGDPの増減率を示すものです。物価上昇時には、名目経済成長率が上昇していても、実質経済成長率は下落することがあります。
  4. [不適切]。全国企業短期経済観測調査(日銀短観)は全国の約1万社の経営者に景況観などをアンケート調査し、指数化したものです。よって記述は不適切です。
したがって不適切な記述は[4]です。