所得税の仕組み(全30問中20問目)

No.20

次のうち、所得税における非課税所得に該当するものはどれか。
2016年9月試験 問31
  1. 会社員である給与所得者が、会社から受け取った月額5万円(通常の通勤の経路および方法での定期代相当額)の通勤手当
  2. 会社員が、定年退職により会社から受け取った退職一時金
  3. 年金受給者が、受け取った老齢基礎年金
  4. 賃貸不動産の賃貸人である個人が、賃借人から受け取った家賃

正解 1

問題難易度
肢183.5%
肢25.5%
肢35.5%
肢45.5%

解説

  1. [適切]。所得税法上、会社員である給与所得者が会社から受け取る出張旅費、通勤手当(限度額あり)、職務上必要な現物給付は非課税になります。
  2. 不適切。会社員の定年退職による一時金は退職所得として課税されます。
  3. 不適切。年金受給者が受け取る老齢基礎年金は雑所得として課税されます。
  4. 不適切。個人が受け取るアパートなどの賃貸収入は不動産所得になります。
したがって適切な記述は[1]です。