不動産の有効活用(全22問中6問目)
No.6
Aさんは、商業用店舗の建設等を通じた所有土地の有効活用について検討している。土地の有効活用の手法の一般的な特徴についてまとめた下表のうち、各項目に記載された内容が最も適切なものはどれか。2021年5月試験 問50
- 建設協力金方式
- 等価交換方式
- 定期借地権方式
- 事業受託方式
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正解 3
問題難易度
肢110.4%
肢219.8%
肢361.2%
肢48.6%
肢219.8%
肢361.2%
肢48.6%
分野
科目:E.不動産細目:7.不動産の有効活用
解説
4つの土地の有効活用の手法は次のとおりです。
- 建設協力金方式
- 入居予定のテナント等から貸与された保証金や建設協力金を建設資金の全部または一部に充当して、土地所有者が建物を建設し、テナントからは建物賃貸料を受け取る
- 等価交換方式
- 土地の所有者が提供した土地に、専門業者(デベロッパー)が建物を建築し、出資比率に応じて土地・建物の権利を配分する
- 定期借地権方式
- 定期借地権を設定して土地を貸し、賃貸料を受け取る
- 事業受託方式
- 土地所有者が資金を拠出し、専門業者に土地活用のすべてを委任する
- 不適切。建設協力金方式では建物の所有名義がAさんになりますが、表では「デベロッパー」になっているので間違っています。
- 不適切。等価交換方式ではAさんに建設資金の負担は生じませんが、表では「必要」となっているので間違っています。
- [適切]。定期借地権方式の特徴としてどの項目も適切です。
- 不適切。事業受託方式では土地名義はAさんのままですが、表では「Aさんとデベロッパー」となっているので間違っています。
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