事業と経営(全5問中3問目)

No.3

会社設立に関する次の記述の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。
株式会社(内国法人である普通法人)を設立する場合、設立の登記をして初めて法人格を得ることができる。また、設立の日以後()ヵ月以内に、定款等の写し等を添付した「法人設立届出書」を納税地の所轄税務署長に提出する必要があり、設立第1期目から青色申告の承認を受けようとする場合には、設立の日以後()ヵ月を経過した日と設立第1期の事業年度終了の日とのうちいずれか()の前日までに、「青色申告の承認申請書」を納税地の所轄税務署長に提出する必要がある。
2022年9月試験 問60
  1. (ア)2 (イ)3 (ウ)早い日
  2. (ア)3 (イ)2 (ウ)遅い日
  3. (ア)3 (イ)2 (ウ)早い日
  4. (ア)2 (イ)3 (ウ)遅い日

正解 1

問題難易度
肢154.9%
肢210.8%
肢325.3%
肢49.0%

解説

〔(ア)について〕
法人設立の届出は、法人設立の日(法人登記の日)以後2カ月以内に、定款等の写しを添えて納税地の所轄税務署長に提出しなければなりません。

〔(イ)、(ウ)について〕
普通法人が、設立第1期目から青色申告の承認を受けようとする場合、設立の日以後3か月を経過した日と設立第1期の事業年度終了の日とのうちいずれか早い日の前日までに、青色申告の承認申請書を提出しなければなりません。
例えば、4月1日設立の法人の場合、3か月を経過した日が7月1日となるのでその前日である6月30日が提出期限となります。

したがって、(ア)2、(イ)3、(ウ)早い日 となる[1]の組合せが適切です。