FP2級過去問題 2013年9月学科試験 問11

問11

こども(学資)保険の一般的な特徴に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
  1. 被保険者となる子の年齢が3歳以上でなければ、加入することができない。
  2. 加入後いつでも解約することができ、解約返戻金は払込保険料総額を下回ることはない。
  3. 契約者が保険期間内に死亡し、以後の保険料の払込みが免除されても、被保険者である子が所定の時期に生存していれば、祝金や満期祝金は支払われる。
  4. 被保険者となる子の年齢に応じて支給される祝金や満期祝金は、子の教育費用に充当しなければならない。

正解 3

問題難易度
肢11.0%
肢23.9%
肢390.7%
肢44.4%

解説

  1. 不適切。被保険者となる子の対象年齢は、一般的に0~15歳までになります。また、出生前加入特則を付加することにより、被保険者となる子が出生する前であっても加入できるものがあります。
  2. 不適切。加入後いつでも解約することができますが、加入期間によっては解約返戻金が払込保険料総額を下回る場合があります。
  3. [適切]。学資保険は、契約者である親が保険期間内に死亡または高度障害になった場合、祝い金や満期保険金の受け取りは当初の予定そのままで、その後の保険料の支払いが免除されます。
  4. 不適切。こども(学資)保険では、受け取った祝金や満期祝金の用途について制限はありません。
したがって適切な記述は[3]です。