FP2級過去問題 2014年1月学科試験 問24

問24

外国債券の一般的な特徴に関する記述のうち、最も不適切なものはどれか。
  1. 国内における外国債券の取引は、取引所取引よりも店頭市場での相対取引が中心となっている。
  2. 国内の証券会社で外国債券を取引する場合、外国証券取引口座の設定が必要となる。
  3. 海外の発行体が日本国内において円建てで発行する債券を、ショーグン債という。
  4. 購入代金の払込みと利払いを円で行い、償還金を外貨で支払う債券を、デュアル・カレンシー債という。

正解 3

問題難易度
肢116.7%
肢215.2%
肢356.2%
肢411.9%

解説

  1. 適切。債券を売買する流通市場には、取引市場・店頭市場があり、このうち店頭取引の取引高が最も多くなっています。
  2. 適切。外国株式をはじめ、外国債券や外国投資信託を売買するときには、あらかじめ外国証券取引口座を開設する必要があります。
  3. [不適切]。海外の発行体が日本国内において円建てで発行する債券は「サムライ債」と言います。「ショーグン債」は海外の発行体×外貨建ての組合せです。
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  4. 適切。利払いと償還が異なる通貨で行われる債券のうち、払込みと利払いが同じ通貨で、償還通貨が異なるタイプの債券を「デュアル・カレンシー債」といいます。
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したがって不適切な記述は[3]です。