FP2級過去問題 2015年1月学科試験 問22

問22

個人向け国債に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
  1. 個人向け国債は、購入最低額面金額である1万円から1万円単位で購入することができ、中途換金する場合も額面1万円単位となる。
  2. 3年満期の個人向け国債は毎月発行され、5年満期および10年満期の個人向け国債は年4回(四半期に1回)発行されている。
  3. 3年満期の個人向け国債は変動金利型で、5年満期および10年満期の個人向け国債は固定金利型であり、いずれも半年ごとに利払いがある。
  4. 個人向け国債の募集条件や中途換金時の換金金額は、取扱金融機関によって異なる。

正解 1

問題難易度
肢146.0%
肢211.0%
肢316.6%
肢426.4%

解説

  1. [適切]。個人向け国債は、購入最低額面金額である1万円から1万円単位で購入することができ、発行後1年経過後からいつでも額面1万円単位で中途換金が可能です。
  2. 不適切。個人向け国債は、3年満期、5年満期および10年満期の全てが毎月発行されています。
  3. 不適切。個人向け国債は、3年満期、5年満期は固定金利型、10年満期は変動金利型であり、いずれも半年ごとに利払いがあります。
  4. 不適切。個人向け国債は、取扱金融機関によって募集条件や中途換金時の換金金額が異なることはありません。
したがって適切な記述は[1]です。
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