FP2級過去問題 2015年1月学科試験 問47

問47

次のうち、建物の区分所有等に関する法律により、区分所有者および議決権の各5分の4以上の賛成による集会の決議によらなければならないとされている集会の議事はどれか。
  1. 共用部分の変更
  2. 規約の変更
  3. 管理組合法人の設立
  4. 区分所有建物の建替え

正解 4

問題難易度
肢14.4%
肢23.3%
肢32.9%
肢489.4%

解説

区分所有建物に関する集会の決議要件は以下のようになっています。
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  1. 不適切。共用部分の変更は、その変更が形状または効用の著しい変更を伴うものは区分所有者および議決権の各4分の3以上の賛成が必要、そうでないものは区分所有者および議決権の各過半数の賛成が必要です。
  2. 不適切。規約の設定・変更・廃止には、区分所有者および議決権の各4分の3以上の賛成が必要です。
  3. 不適切。管理組合法人の設立には、区分所有者および議決権の各4分の3以上の賛成が必要です。
  4. [適切]。区分所有建物の建替えや取壊しをするには、集会において区分所有者および議決権の各5分の4以上の賛成が必要です。
したがって適切な記述は[4]です。