FP2級過去問題 2015年5月学科試験 問14
問14
下記の生命保険に加入しているAさんが死亡した場合、Aさんの相続に係る相続税の課税価格に算入される生命保険契約に関する権利の価額として、最も適切なものはどれか。なお、記載のない事項については考慮しないものとする。- 保険の種類
- 定期保険特約付終身保険
- 契約者(=保険料負担者)
- Aさん
- 被保険者
- Aさんの配偶者
- 死亡保険金受取人
- Aさん
- 死亡保険金額
- 3,000万円
- 相続開始時における払込保険料総額
- 1,022万円
- 相続開始時における解約返戻金相当額
- 640万円
- 382万円
- 640万円
- 1,022万円
- 3,000万円
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正解 2
問題難易度
肢19.1%
肢252.5%
肢313.6%
肢424.8%
肢252.5%
肢313.6%
肢424.8%
分野
科目:B.リスク管理細目:3.生命保険
解説
Aさんが死亡すると、契約者がAさんである保険契約の契約者の地位は、相続人に承継されます。このとき、相続人は保険契約を相続によって取得したものみなされ、保険契約に関する権利の価額が相続税の課税価格に算入されることとなります。相続開始の時において、まだ保険事故が発生していない生命保険契約に関する権利の価額は、相続開始の時においてその契約を解約するとした場合に支払われることとなる解約返戻金の額によって評価します。
したがって、相続税の課税価格に算入される額は640万円です。
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