FP2級過去問題 2015年5月学科試験 問58

問58

借地の上に賃貸マンションを建築して賃貸の用に供している場合、下記<賃貸マンションの概要>に基づき算出される当該賃貸マンション(家屋)の相続税評価額として、最も適切なものはどれか。

<賃貸マンションの概要>
固定資産税評価額
8,000万円
借地権割合
60%
借家権割合
30%
賃貸割合
100%
  1. 8,000万円
  2. 5,600万円
  3. 3,360万円
  4. 3,200万円

正解 2

問題難易度
肢110.9%
肢258.3%
肢319.5%
肢411.3%

解説

賃貸用建物は、相続税の評価上「貸家」として評価されます。貸家の評価額は、次の算式で求めます。
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固定資産税評価額が8,000万円、借家権割合が30%、賃貸割合が100%ですから、

 8,000万円×(1-0.3×1)
=8,000万円×0.7=5,600万円

したがって[2]が正解です。