FP2級過去問題 2015年9月学科試験 問24
問24
年1回複利ベースの割引率を年率0.5%とした場合、4年後の1,000万円の現在価値として、正しいものはどれか。なお、解答は円未満を切り捨てること。- 9,800,586円
- 9,802,475円
- 9,804,364円
- 9,806,253円
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正解 2
問題難易度
肢113.4%
肢259.6%
肢317.3%
肢49.7%
肢259.6%
肢317.3%
肢49.7%
分野
科目:C.金融資産運用細目:4.債券投資
解説
現在の100万円を1年間預金すると利子がついて1年後には100万円よりも多くなるので、現在の100万円は1年後の100万円よりも価値が高いと言えます。この考え方に基づき、将来受け取る金額を現在の価値で評価したものが「現在価値」です。割引率を r、年数を n とすると、現在価値は以下の式で求めます。
現在価値=将来受け取る金額÷(1+r)n
この式に本問の数値を当てはめると、0.5%=0.005なので、
10,000,000円÷(1+0.005)4
=10,000,000円÷1.005÷1.005÷1.005÷1.005
=9,802,475.2…円
(円未満切り捨て)9,802,475円
※電卓の定数計算機能を利用すると、簡単に求めることができます。
SHARP・CANON電卓:[10,000,000][÷][1.005][=][=][=][=]
CASIO電卓:[1.005][÷][÷][10,000,000][=][=][=][=]
したがって[2]が正解です。
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