FP2級過去問題 2017年1月学科試験 問10

問10

下記<A社の貸借対照表の抜粋>に基づき算出されるA社の安全性に関する財務比率に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、記載のない事項については考慮しないものとする。
10.gif/image-size:440×158
  1. 当座比率は、「10_1.gif/image-size:194×27」である。
  2. 当座比率は、「10_2.gif/image-size:207×28」である。
  3. 流動比率は、「10_3.gif/image-size:231×27」である。
  4. 流動比率は、「10_4.gif/image-size:207×28」である。

正解 4

解説

まず、当座比率と流動比率の意味について確認しておきましょう。
当座比率
「現金・預金」「受取手形」「売掛金」「(一時所有の)有価証券」を足した金額を当座資産という。当座比率は、流動負債に対する当座資産の割合を示す指標で、値が高いほど短期支払い能力は高いと判断される。
●当座比率(%)=当座資産÷流動負債×100
流動比率
流動資産と流動負債の比率を示す指標。数値が高いほど企業の短期支払い能力は高いと考えられる。
●流動比率(%)=流動資産÷流動負債×100
設問の事例においては、流動資産:300百万円、当座資産:200百万円、流動負債:200百万円ですから、

 当座比率(%)=200÷200×100=100(%)
 流動比率(%)=300÷200×100=150(%)

したがって[4]の計算式のみが適切です。