FP2級 2017年5月 実技(FP協会:資産設計)問7

問7

下記<資料>は、大久保さんが購入を検討している新築一戸建ての広告(抜粋)である。この広告の内容等に関する次の(ア)~(エ)の記述について、適切なものには○、不適切なものには×を解答欄に記入しなさい。
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  1. □□線××駅からこの物件までの道路距離は、640m超720m以下である。
  2. 「新築」と表示することができるのは、建築後1年未満で、一度も居住の用に供されたことのない物件である。
  3. この物件を購入する場合、通常、宅地建物取引業者であるTK不動産に、媒介業務に係る報酬(仲介手数料)を支払う。
  4. スーパーマーケット等の商業施設を広告に表示する場合、物件までの道路距離を明示することとされている。
(ア)(イ)(ウ)(エ)

正解 

(ア)(イ)(ウ)(エ)
×

分野

科目:E.不動産
細目:2.不動産の取引

解説

  1. ×不適切。徒歩の時間は、道路距離80mを1分とし1分未満は切り上げて計算します。徒歩8分ですので道路距離は560m超640m以下になります。
  2. 〇適切。不動産の表示に関する公正競争規約において、「新築」とは建築後1年未満かつ未使用の物件のことを指すと定義されています。たとえ未使用であっても、建築後1年以上を経過していたり、建築後1年未満でも入居歴があったりする物件は新築と表示してはいけないことになっています。
  3. 〇適切。取引態様が「媒介」となっています。自社物件(取引態様「売主」)でない限りは宅建物取引業者への仲介手数料が発生します。
  4. 〇適切。広告内に生活関連施設を表示する場合には、物件まで徒歩〇分というような移動時間ではなく、道路距離として〇mというように明示しなければいけません。