FP2級過去問題 2018年9月学科試験 問8
問8
住宅ローンの借換えを検討しているAさんが、仮に下記<資料>のとおり住宅ローンの借換えをした場合の総返済額(借換え費用を含む)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。<資料>
[Aさんが現在返済中の住宅ローン]
- 借入残高:2,000万円
- 利率:年2%の固定金利
- 残存期間:11年
- 返済方法:元利均等返済(ボーナス返済なし)
- 返済額:毎年2,027,016円
- 借入金額:2,000万円
- 利率:年1%の固定金利
- 返済期間:10年
- 返済方法:元利均等返済(ボーナス返済なし)
- 返済額:毎年2,102,498円
- 借換え費用:40万円
- 他の条件等は考慮しないものとする。
- 完済までに1,272,196円の負担増加となる。
- 完済までに1,272,196円の負担減少となる。
- 完済までに872,196円の負担増加となる。
- 完済までに872,196円の負担減少となる。
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正解 4
問題難易度
肢14.5%
肢213.7%
肢310.9%
肢470.9%
肢213.7%
肢310.9%
肢470.9%
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:8.ライフプラン策定上の資金計画
解説
返済額に残存期間を乗じた総返済額を比較します。[現在の住宅ローン]
2,027,016円×11年=22,297,176円
[借換え予定の住宅ローン]
借換え費用40万円を総返済額に加えるのを忘れないようにしましょう。
2,102,498円×10年+400,000円=21,424,980円
完済までの総額を比較すると、
22,297,176円-21,424,980円=872,196円
以上の計算から、借換えをした方が総返済額(借換え費用を含む)が872,196円少なくなることがわかります。よって[4]が正解です。
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