FP2級 2020年1月 実技(FP協会:資産設計)問28

【この問題にはが用意されています。読んでから回答してください。】

問28

香川さんは、退職金として受け取った1,500万円を老後の生活資金の一部として使用するつもりである。これを15年間、年利1.0%で複利運用しながら毎年1回、年末に均等に取り崩すこととした場合、毎年年末に取り崩すことができる最大金額はいくらになるか。

正解 

 1,080,000(円)

分野

科目:A.ライフプランニングと資金計画
細目:3.ライフプランニングの考え方・手法

解説

「毎年均等に取り崩して受け取る」とくれば、使用できるのは「資本回収係数」または「年金現価係数」のいずれかです。設問のケースでは一定の元本をもとにしたときの「毎年の受取金額」を知りたいため「資本回収係数」を用います。
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設例より、年利1.0%、15年の資本回収係数は0.072ですので、

 15,000,000円×0.072=1,080,000円

よって、正解は1,080,000円です。