FP2級 2020年1月 実技(FP協会:資産設計)問40

【この問題にはが用意されています。読んでから回答してください。】

問40

貴博さんは、将来を見据え後期高齢者医療制度について理解を深めたいと思い、FPの安藤さんに質問をした。後期高齢者医療制度に関する下表の空欄(ア)~(エ)に入る適切な語句を語群の中から選び、その番号のみを解答欄に記入しなさい。
40.png/image-size:487×107
  1. 1.健康保険協会
  2. 2.後期高齢者医療広域連合
  3. 3.国民健康保険団体連合会
  4. 4.65歳
  5. 5.70歳
  6. 6.75歳
  7. 7.1割
  8. 8.2割
  9. 9.3割
  10. 10.被保険者
  11. 11.夫婦
  12. 12.世帯
(ア)(イ)(ウ)(エ)

正解 

(ア)(イ)(ウ)(エ)
26710

分野

科目:A.ライフプランニングと資金計画
細目:4.社会保険

解説

〔(ア)について〕
後期高齢者医療制度の保険者(運営主体)は、後期高齢者医療広域連合です。後期高齢者医療広域連合は、後期高齢者医療制度の運用をするために、都道府県ごとに全市町村で構成されています。
よって、正解は[2]の後期高齢者医療広域連合になります。

〔(イ)について〕
後期高齢者医療制度の被保険者は75歳以上の高齢者です。また、65歳以上の一定の障害認定を受けた者も加入することができます。
よって、正解は[6]の75歳になります。

〔(ウ)について〕
自己負担の割合は原則として医療費の1割になります。ただし、現役並み所得者は3割、現役並み所得者以外の者で一定以上の所得のある者である場合は2割負担です。
よって、正解は[7]の1割になります。

〔(エ)について〕
後期高齢者医療制度には扶養という概念はなく、保険料は、被保険者単位で均等割額と所得割額の合計額が徴収されます。なお、保険料は各広域連合により決められます。
よって、正解は[10]の被保険者になります。