FP2級過去問題 2021年1月学科試験 問2

問2

会社員Aさんの2023年分の収入等の金額は、下記<資料>のとおりである。下記<資料>から算出されるAさんの可処分所得の金額として、最も適切なものはどれか。なお、記載のない事項については考慮しないものとする。

<資料>
【収入金額等】
給与収入 700万円
給与所得控除 180万円
【税金・社会保険料】
所得税・住民税 60万円
社会保険料 90万円
【所得税の所得控除】
配偶者控除 38万円
基礎控除 48万円
  1. 434万円
  2. 464万円
  3. 520万円
  4. 550万円

正解 4

問題難易度
肢16.3%
肢27.1%
肢38.4%
肢478.2%

解説

可処分所得とは、収入のうち個人が自分の意思で使える部分のことです。ライフプランニングの際に作成するキャッシュフロー表の年間収入欄には可処分所得を記載します。可処分所得の金額は、一般に、年収から税金(所得税・住民税)と社会保険料を控除して求めます。

 可処分所得=年収-(税+社会保険料)

Aさんの年収は給与収入の700万円、税は所得税・住民税の60万円、社会保険料は90万円ですので、

 可処分所得=700万円-(60万円+90万円)=550万円

したがって[4]が正解です。