FP2級 2022年5月 実技(金財:生保)問2
問2
Mさんは、Aさんに対して、国民年金基金について説明した。Mさんが説明した以下の文章の空欄①~③に入る最も適切な語句または数値を、下記の〈語句群〉のなかから選び、その記号を解答用紙に記入しなさい。「国民年金基金は、老齢基礎年金に上乗せする年金を支給する任意加入の年金制度です。加入は口数制となっており、1口目は保証期間のある(①)年金A型、保証期間のない(①)年金B型の2種類のなかから選択します。掛金の額は、加入者が選択した給付の型や口数、加入時の年齢等で決まり、掛金の拠出限度額は月額(②)円となります。なお、(③)に加入している場合は、その掛金と合わせて月額(②)円が上限となります」
- イ.23,000
- ロ.68,000
- ハ.70,000
- ニ.有期
- ホ.確定
- ヘ.終身
- ト.小規模企業共済制度
- チ.確定拠出年金の個人型年金
- リ.中小企業退職金共済制度
① | ② | ③ |
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正解
① | ② | ③ |
ヘ | ロ | チ |
分野
科目:A.ライフプランニングと資金計画細目:6.企業年金・個人年金等
解説
〔①について〕
国民年金基金は、国民年金の第1号被保険者が老齢基礎年金に上乗せする年金を受け取るための任意加入の年金制度です。国民年金基金への加入は口数制となっており、1口目は、保証期間ありの終身年金A型または保証期間なしの終身年金B型のいずれかを選択します。
よって、正解[へ]の終身になります。〔②、③について〕
国民年金基金の掛金上限は、個人型確定拠出年金(iDeCo)と合算して月額68,000円で、全額が社会保険料控除の対象となります。付加年金との同時加入はできないので、どちらかを選択する必要があります。
よって、②は[ロ]の68,000(円)、③は[チ]の確定拠出年金の個人型年金が正解となります。
国民年金基金は、国民年金の第1号被保険者が老齢基礎年金に上乗せする年金を受け取るための任意加入の年金制度です。国民年金基金への加入は口数制となっており、1口目は、保証期間ありの終身年金A型または保証期間なしの終身年金B型のいずれかを選択します。
よって、正解[へ]の終身になります。〔②、③について〕
国民年金基金の掛金上限は、個人型確定拠出年金(iDeCo)と合算して月額68,000円で、全額が社会保険料控除の対象となります。付加年金との同時加入はできないので、どちらかを選択する必要があります。
よって、②は[ロ]の68,000(円)、③は[チ]の確定拠出年金の個人型年金が正解となります。
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