FP2級 2022年9月 実技(FP協会:資産設計)問30(改題)

【この問題にはが用意されています。読んでから回答してください。】

問30

正人さんは、公募投資信託やETF(上場投資信託)、J-REIT(上場不動産投資信託)の購入を検討しており、NISAの成長投資枠についてFPの浜松さんに質問をした。浜松さんが金融商品等について説明する際に使用した下表の空欄(ア)~(ウ)に入る適切な語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。なお、本問において、特定非課税累積投資契約に係る少額投資非課税制度をNISAといい、NISA口座内に設定される特定非課税管理勘定を成長投資枠という。
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  1. (ア)対象になる (イ)上場 (ウ)できる
  2. (ア)対象になる (イ)非上場 (ウ)できない
  3. (ア)対象にならない (イ)上場 (ウ)できない
  4. (ア)対象にならない (イ)非上場 (ウ)できる

正解 2

分野

科目:C.金融資産運用
細目:10.金融商品と税金

解説

〔(ア)について〕
成長投資枠では、国内外の上場株式、株式投資信託、ETF、J-REITなどから得られる配当金等や譲渡益が非課税の対象となります。なお、低リスク資産である公社債投資信託や債券は対象にはなりません。

〔(イ)について〕
公社債投資信託・株式投資信託は、証券取引所に上場していません。証券会社や銀行などの投資信託を扱う販売会社に対して、窓口や電話・インターネットで注文を行うことで売買します。

〔(ウ)について〕
公社債投資信託・株式投資信託は、証券取引所に上場していないので指値注文することはできません。これに対して、ETFとJ-REITは取引所に上場しているので、株式と同様に指値注文・成行注文や信用取引が可能です。

したがって適切な組合せは[2]です。