FP2級 2024年1月 実技(FP協会:資産設計)問26

【この問題にはが用意されています。読んでから回答してください。】

問26

細井さんは、受け取った退職金3,800万円を今後25年間、年利1.0%で複利運用しながら毎年年末に均等に生活資金として取り崩したいと考えている。毎年取り崩すことができる最大金額はいくらになるか。

正解 

 1,710,000(円)

分野

科目:A.ライフプランニングと資金計画
細目:3.ライフプランニングの考え方・手法

解説

「毎年均等に取り崩して受け取る」とくれば、使用できるのは「資本回収係数」または「年金現価係数」のいずれかです。設問のケースでは一定の元本をもとにしたときの「毎年の受取金額」を知りたいため「資本回収係数」を用います。
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設例より、年利1.0%、25年の資本回収係数は0.045ですので、

 38,000,000円×0.045=1,710,000円

よって、正解は1,710,000円です。