FP2級 2024年5月 実技(FP協会:資産設計)問28

【この問題にはが用意されています。読んでから回答してください。】

問28

浜松さんは、大学院まで進学することを検討している下宿中の子どもの生活費を援助するための資金として、毎年年末に60万円を受け取りたいと考えている。受取期間を6年間とし、年利1.0%で複利運用する場合、受取り開始年の初めにいくらの資金があればよいか。

正解 

 3,477,000(円)

分野

科目:A.ライフプランニングと資金計画
細目:3.ライフプランニングの考え方・手法

解説

「毎年均等に取り崩して受け取る」とくれば、使用できるのは「資本回収係数」または「年金現価係数」のいずれかです。設問のケースでは毎年の取り崩す金額が決まっており、そのために必要な元本を知りたいため「年金現価係数」を用います。
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設例より、年利1.0%、6年の年金現価係数は5.795ですので、

 600,000円×5.795=3,477,000円

よって、正解は3,477,000円です。