問26 クレジットカードの利用等 2024年9月実技試験(FP協会:資産設計)

FP2級 2024年9月　実技（FP協会:資産設計）問26

【この問題にはが用意されています。読んでから回答してください。】

パーソナルファイナンスにおいては、ローンや消費生活に関する知識が必要である。クレジットカードの利用等に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

科目：A.ライフプランニングと資金計画
細目：9.ローンとカード

不適切。減額ではなく増額されます。残高スライド方式は、借入残高の増減に応じて毎月の返済額が自動的に増減する仕組みです。借入残高が10万円未満であれば月1万円の支払い、同10万円以上30万円未満であれば月2万円、というようなイメージです。決められた額を超えるごとに毎月の返済額は増えます。
不適切。一般的にクレジットカードのキャッシング機能の金利は、カードローンの金利よりも高い場合が多いです。クレジットカードのキャッシングは短期間の借入れが想定されており、その分金利も高く設定されています。一方、カードローンは長期間の借入れを前提に設計されているため、通常クレジットカードのキャッシング機能よりも低めの金利設定となっています。
[適切]。利息制限法では、借入元本の額に応じて金利の上限が次のとおり異なります。
- 10万円未満　年20.0％
- 10万円以上100万円未満　年18.0％
- 100万円以上　年15.0％
不適切。クレジットカードのフリーローンは、資金の使いみちが限定されていない個人向けの金融サービスです。クレジットカードの契約約款でも、個人の消費活動に限定されている場合が多く、事業資金としての使用は認められていないことが一般的です。

したがって適切な記述は[3]です。