FP2級 2025年5月 実技(FP協会:資産設計)問4

令和7年度 賃貸不動産経営管理士

問4

下記<資料>の外貨定期預金について、満期時の外貨ベースの元利合計額を円転した金額を計算しなさい。なお、計算結果(円転した金額)について円未満の端数が生じる場合は切り捨てること。また、解答に当たっては、解答欄に記載されている単位に従うこと。

<資料>
預入額:10,000豪ドル
預入期間:12ヵ月
預金金利:2.5%(年率)
為替レート(1豪ドル):
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  1. 利息の計算に際しては、預入期間は日割りではなく月単位で計算すること。
  2. 利息に対しては、豪ドル建ての利息額の20%相当額が所得税・住民税として源泉徴収されるものとし、為替差益・為替差損に対する税金については考慮しないものとする。

正解 

 879,240(円)

分野

科目:C.金融資産運用
細目:6.外貨建て商品

解説

10,000豪ドルを12カ月(1年)間保有するした場合、預金金利が年2.5%なので、利息額は、

 10,000豪ドル×2.5%=250豪ドル

本問では"注3"に記載のとおり、利息に対して豪ドル建ての20%相当額が源泉徴収されるものとします。源泉徴収後の利息額は、

 250豪ドル-(250豪ドル×20%)=200豪ドル

以上より、外貨ベースの元利合計額は「10,000+200=10,200豪ドル」となります。これをTTB(86.20円)で円転するので、

 10,200豪ドル×86.20円=879,240円

したがって正解は879,240円です。