FP2級 2025年5月 実技(FP協会:資産設計)問32

問32

榎本さんは、老後の生活資金として毎年年末に200万円を受け取りたいと考えている。受取期間を25年とし、年利1.0%で複利運用をした場合、受取り開始年の初めにいくらの資金があればよいか、下記の係数早見表を乗算で使用し、計算しなさい。なお、税金は一切考慮しないものとし、解答に当たっては、解答欄に記載されている単位に従うこと。
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  • 記載されている数値は正しいものとする。

正解 

 44,046,000(円)

分野

科目:A.ライフプランニングと資金計画
細目:3.ライフプランニングの考え方・手法

解説

「毎年均等に取り崩して受け取る」とくれば、使用できるのは「資本回収係数」または「年金現価係数」のいずれかです。設問のケースでは毎年の取り崩す金額が決まっており、そのために必要な元本を知りたいため「年金現価係数」を用います。
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係数早見表より、年利1.0%、25年の年金現価係数は22.023ですので、

 2,000,000円×22.023=44,046,000円

よって、正解は44,046,000円です。